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天鐘
天鐘（５月１７日）
　かつて宇宙人と言えば「火星人」の代名詞だった。最近、宇宙人...
天鐘（５月１６日）
　ＪＲの駅にある「みどりの窓口」が、４年後には今の３割ほどに...
天鐘（５月１５日）
　「魚を与えるのでなく、釣り方を教えよ」。飢えに苦しむ人に魚...
天鐘（５月１４日）
　「始めよければ終わりよし」の諺（ことわざ）がある。最初順調...
天鐘（５月１３日）
　ドリームジャンボ宝くじが売り出された。１等前後賞合わせて５...
天鐘（５月１２日）
　人生の節目を迎え、決意を新たにする「新期一転（しんきいって...
天鐘（５月１１日）
　「情けは人の為（ため）ならず」の諺（ことわざ）を聞く度、誤...
天鐘（５月１０日）
　八十八夜が過ぎて、新茶のシーズンを迎えた。いつもはコーヒー...
天鐘（５月９日）
　黒人奴隷制度の是非、基幹産業の在り方、連邦制への立場。１９...
天鐘（５月８日）
　映画『男はつらいよ』シリーズでは、寅さんが旅先の公衆電話か...
天鐘（５月７日）
　江戸中期に活躍した文人画家の池大雅（いけのたいが）。日本史...
天鐘（５月５日）
　サッカー漫画の代表格といえば、やはり『キャプテン翼』だろう...
天鐘（５月４日）
　日差しが力強さを増してくると思い出す記憶がある。小学生の頃...
天鐘（５月３日）
　ドはドーナツのド―で始まるのは、おなじみの『ドレミのうた』...
天鐘（５月２日）
　学生街で若者がたむろしての路上飲み。３密やマスクのコロナ対...
天鐘（５月１日）
　今日から５月。コロナ禍で気分は晴れないが、いよいよ新緑の季...
天鐘（４月３０日）
　「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」。無神経な言...
天鐘（４月２９日）
　縄文人の平均寿命は約３０歳だったと推定されている。だが、集...
天鐘（４月２８日）
　ちょうど１年前の４月、タレントの風見しんごさんを起用した新...
天鐘（４月２７日）
　天下分け目の関ケ原の戦い。全国の大名が東西に分かれて相対し...
天鐘（４月２６日）
　〈過ちては改むるに憚（はばか）ること勿（なか）れ〉とは、間...
天鐘（４月２５日）
　桜前線は１日に約２５～３５キロの速さで日本列島を北上すると...
天鐘（４月２４日）
　沢木耕太郎さんといえば紀行小説『深夜特急』。自身を俯瞰（ふ...
天鐘（４月２３日）
　太宰治の短編『水仙』に金持ちの家で食事をご馳走になる場面が...
天鐘（４月２２日）
　昔、仕事でお会いした方から裏側に５円玉を貼り付けた名刺を頂...
天鐘（４月２１日）
　人気アニメの映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が大ヒット...
天鐘（４月２０日）
　「飲んでもいいの？」。昨年９月、就任間もない菅義偉首相が福...
天鐘（４月１９日）
　一向に衰えないコロナウイルス。テレビをつければ連日、感染者...
天鐘（４月１８日）
　このところ満開の桜に気を取られ、足元がおろそかになっていた...
天鐘（４月１７日）
　第１次世界大戦の戦勝に酔う米国。フィラデルフィアの戦勝パレ...
天鐘（４月１６日）
　この年になっても小学校の校歌はちゃんと覚えている。その歌詞...
天鐘（４月１５日）
　一般的に一文字の「卵」はふ化する生き物のたまご、二文字の「...
天鐘（４月１４日）
　縄文の昔、イヌは狩りの手助けをする「猟犬」だった。獰猛（ど...
天鐘（４月１３日）
　ピカピカの１年生は可愛い。黄色い帽子、背中より大きいランド...
【天鐘】（４月１１日）
サラリーマンの給料が現金支給から銀行振り込みに変わるきっかけ...
天鐘（４月１０日）
　気温が極端に低いわけではなかった。しかし、２０度を超える陽...
天鐘（４月９日）
　キリンは高い木の葉を食べるために首が長くなった。懸命な努力...
天鐘（４月８日）
　先日亡くなった橋田寿賀子さんは、ホームドラマを書くと、よく...
天鐘（４月７日）
　７００にも及ぶ手塚治虫さんの作品に、たびたび登場するキャラ...
天鐘（４月６日）
　昨年、青森県内のサクラの開花は４月１７日で平年より１週間早...
天鐘（４月５日）
　東映の映画『トラック野郎』シリーズに、田中邦衛さんは違った...
天鐘（４月４日）
　三角形は強い。外部から圧力を受けても変形しにくい。その集合...
天鐘（４月３日）
　初冬の季語に「帰り花（返り花）」というのがある。歳時記には...
天鐘（４月２日）
　「春はあけぼの」。清少納言の随筆『枕草子』は移りゆく季節へ...
天鐘（４月１日）
　雪原に倒れている男を助けたら神様だった。たった１発の銃弾で...
天鐘(３月３１日)
　忌野清志郎さんが歌った「パパの歌」は、休日にだらしない父親...
天鐘（３月３０日）
　明後日から新年度が始まる。ふと気付けば、何気なく見ていたテ...
天鐘（３月２９日）
　ペトロはイエス・キリストの一番弟子。捕縛された師を案じて屋...
天鐘（３月２８日）
　昨年１０月の衆院本会議で、就任した直後の菅義偉首相がこんな...
天鐘（３月２７日）
　食べ物の異名は特徴を指す。「畑の肉」といえば大豆。タンパク...
天鐘（３月２６日）
　江戸初期、「柳川（やながわ）一件（いっけん）」と呼ばれる事...
天鐘（３月２５日）
　前回の東京五輪は、三波春夫の「東京五輪音頭」が盛り上げた。...
天鐘（３月２４日）
　『源氏物語』は世界最古の長編小説とされる。平安の貴族社会で...
天鐘（３月２３日）
　小学生の頃、仲間と原っぱで遊んだ草野球。使ったボールは「つ...
天鐘（３月２２日）
　「春眠暁を覚えず」とは中国唐代の詩人孟浩然（もうこうぜん）...
天鐘（３月２１日）
　“彼”はいつも道路脇に立っていた。警察官を模した人形。無表...
天鐘（３月２０日）
　八戸から田代、大野を経由して久慈に至る最短だが山間ルートの...
天鐘（３月１９日）
　先日、梅や桜の話題を取り上げたが、いよいよ全国から本格的な...
天鐘（３月１８日）
　茶色のようで、オレンジ色に似て、金色にも見える。セピア色は...
天鐘（３月１７日）
　春荒れも過ぎ去り、日ごと春めいてきている。大雪に寒波、そし...
天鐘（３月１６日）
　「もったいない」という言葉を世界に紹介したのは、ノーベル平...
天鐘（３月１４日）
　大相撲の歴史をさかのぼってみると、江戸の昔は興行の日数が今...
天鐘（３月１３日）
　何気なくテレビを付けていることが多い。ふと目を留めてしまう...
天鐘（３月１２日）
　突然、誰かに「あなたは孤独でしょう？」と聞かれたら、大概は...
天鐘（３月１１日）
　天災とはいえ、過酷な仕打ちを恨みたくなる―。２０１１年３月...
天鐘（３月１０日）
　うなりを上げてバットをへし折る剛速球。鍛え上げた巨体をぶつ...
天鐘（３月９日）
　その昔、米は“菩薩（ぼさつ）様”と呼ばれていた。神様や仏様...
天鐘（３月７日）
　増長する主君、苦悩する家臣。天下泰平の夢を前に２人はすれ違...
天鐘（３月６日）
　早春、日当たりのいい道端や小川沿いに顔を出す蕗（ふき）の薹...
天鐘（３月５日）
　上に立つ者の心構えはいかにあるべきか。中国の古典が基の「戒...
天鐘（３月４日）
　久しぶりに「３Ｋ」を耳にしたのは、センバツの組み合わせ抽選...
天鐘（３月３日）
　♪あかりをつけましょ　ぼんぼりに―と歌い出す『うれしいひな...
天鐘（３月２日）
　言葉の代わりに応援の気持ちを伝えるとき、合格者発表で自分の...
天鐘（３月１日）
　「燎原（りょうげん）」とは、野原を焼くこと。「燎原の火」は...
天鐘（２月２８日）
　司会者が質疑応答を進行する「記者会見」、歩きながら質問を向...
天鐘（２月２７日）
　仲間との合唱に心を震わせる卒業式。恩師を囲む輪が幾重にも広...
天鐘（２月２６日）
　天が落ちてこないか、地は崩れぬか―。古代中国・杞の国の人が...
天鐘（２月２５日）
　「官僚は本能的に政治家を観察している」とは菅義偉首相が自著...
天鐘（２月２４日）
　人生初のアルバイトは小学生の頃。コルク栓に似た小さな駒を金...
天鐘（２月２３日）
　今でもそうなのだろうか。昔取材した青森県庁では、書類の持ち...
天鐘（２月２２日）
　中世の移動手段は馬車。１５世紀の頃、ハンガリーの小さな町か...
天鐘（２月２１日）
　十和田市と合併する前の旧十和田湖町の議会は、議場と傍聴席と...
天鐘（２月２０日）
　「やればできる」とは躓（つまず）きながらも挑み続ける“しな...
天鐘（２月１９日）
　匠（たくみ）の技、郷土芸能、老舗…。志を絆とし、師匠から弟...
天鐘（２月１８日）
　小雪がちらつく初冬の候に詠んだのだろうか。〈「寒いね」と話...
天鐘（２月１７日）
　東京・田園調布の自宅マンションで料理教室を開いている鈴木登...
天鐘（２月１６日）
　大型トラックが列をなす。交通量が多いものの、信号機の多くは...
天鐘（２月１４日）
　日差しが力強さを増すこの時季は、本格的な春の訪れを待つ童謡...
天鐘（２月１３日）
　２０００年、森喜朗政権の打倒に蜂起した「加藤の乱」。自民党...
天鐘（２月１２日）
　都を追われた源義経の一行は北へ。身を寄せた奥州の地で急襲に...
天鐘（２月１１日）
　♪赤い夕陽（ゆうひ）が校舎をそめて／ニレの木陰に／はずむ声...
天鐘（２月１０日）
　街が燃えているのに、自分の家だけを守ろうと消火器を買い占め...
天鐘（２月９日）
　お白州での裁きは、時代劇でおなじみの場面。多くの方はあの名...
天鐘（２月８日）
　戦後から高度経済成長期までの日本は、皆が貧しかった。だから...
天鐘（２月７日）
　青森市に出向く際は車を使うことが多い。用事を済ませた後は、...
天鐘（２月６日）
　久しぶりに小走りしたら息が切れ、呼吸が苦しくなった。よもや...
天鐘（２月５日）
　７年前のソチ五輪。フィギュアスケート女子の注目は、浅田真央...
天鐘（２月４日）
　東風（こち）、薫風、山背、はやて、つむじ、木枯らし…。風の...
天鐘（２月３日）
　岩手県釜石市の海岸に、島倉千代子さんが歌った『おかえりなさ...
天鐘（２月２日）
　古来、人間は訳が分からない魑魅魍魎（ちみもうりょう）の世界...
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　かつて宇宙人と言えば「火星人」の代名詞だった。最近、宇宙人に纏（まつ）わる話題がぱったり消えたと思ったら、米国に続き、中国の探査機が火星に着陸。宇宙人の夢を一気に蹴散らす米中の宇宙開発競争が現実になっている▼１８９８年、英国のＳＦ作家Ｈ・Ｇ・ウェルズの小説『宇宙戦争』には「タコ型の火星人」が登場。７７年の火星大接近で盛り上がった宇宙への関心に再び火をつけた▼発達した脳に退化した四肢。古くはこの好戦的なタコ型の火星人が宇宙人の原形になった。映画では２０世紀後半に無機質な『グレイ』や人類に友好的な『ＥＴ』、２１世紀には憑依（ひょうい）型の『アバター』が話題を呼んだ▼国内では１９６２年に三島由紀夫が異色作『美しい星』を発表。父が火星、母が木星と宇宙から飛来した家族が素性を隠し、核の危機から人類を救う物語。激化する東西冷戦へのアイロニーとして注目された▼人類は未知故（ゆえ）に敵対と友好、または誤謬（ごびゅう）を写す“鏡”として宇宙人を描いてきた。だが、その聖域に米航空宇宙局が２月、１５日に中国が探査機を着陸させ、恰（あたか）も火星を舞台とした宇宙開発競争が始まったかのよう▼「火星移住」は人類の夢だが、美名の下に宇宙資源の乱開発や覇権争いが宇宙を舞台に展開されかねない。宇宙開発のルールを定めるべきだ。地下都市に暮らす火星人達は怒り心頭で、「もういい加減に！」と姿を現すかも―。