原子力
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 日本原燃は10日、低レベル放射性廃棄物埋設施設(六ケ所村)の新規制基準適合に関わる補正申請書を原子力規制委員会へ再提出した。4月22日にこれまでの議論を踏まえた補正書を提出したが、規制当局から記載の適正化を求められたため。補正提出は3度目。[br][br] 今回の補正書では、汚染された地下水が埋設地から外部へ漏れ出る想定の時期を「覆土完了時点」から「覆土完了から300年後の廃止措置開始以降」に変更。住民の農水産物による被ばく線量評価は、地域の産物だけでなく全国の市場に流通する食材も摂取することに改めた。[br][br] いずれも規制当局が原燃の保守的な設定を現実的な評価に直すよう指摘した。