電事連がむつ市長に接触 面会目的言わず、市長は断る

むつ市の宮下宗一郎市長は15日、市内で報道陣の取材に応じ、電気事業連合会(電事連)の清水希茂副会長(中国電力社長)から「18日に行きたい」と、面会を求める電話があったことを明らかにした。ただ、面会の目的は示されなかったため、対応は難しいとし.....
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 むつ市の宮下宗一郎市長は15日、市内で報道陣の取材に応じ、電気事業連合会(電事連)の清水希茂副会長(中国電力社長)から「18日に行きたい」と、面会を求める電話があったことを明らかにした。ただ、面会の目的は示されなかったため、対応は難しいとして断ったという。[br][br] 大手電力でつくる電事連は、同市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を、原発を持つ各社で共用することを検討している。[br][br] 宮下市長によると、清水副会長から電話があったのは14日午前10時すぎ。用件について共用案のことか尋ねたが、清水副会長は「中身は申し上げられない」と返答したという。[br][br] 宮下市長は、どんな相手でも面会前に用件を示すよう求めており、「中身が言えないのであれば、議論できないし会えない」と伝えたという。[br][br] また、国に対しても共用案について認識をただしたことを明らかにした。「17日に電事連が国へ報告に来るということなので、それを待って国の考え方を示すと伺っている」と述べた。