核燃阻止原告団が新たに提訴 高レベル審査合格受け

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(浅石紘爾代表)は16日、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設(六ケ所村)が新規制基準の審査に合格したことを踏まえ、事業変更許可の取り消しを求める新たな行政訴訟を青森地裁に提起した。 同施設を巡っては、原告団が1.....
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 核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(浅石紘爾代表)は16日、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設(六ケ所村)が新規制基準の審査に合格したことを踏まえ、事業変更許可の取り消しを求める新たな行政訴訟を青森地裁に提起した。[br][br] 同施設を巡っては、原告団が1993年、過去の国の事業許可に対して取り消しを求めて提訴し係争中。[br][br] 原告団によると、上訴審が今後あった場合、上級裁判所が昨年8月の施設の審査合格(事業変更許可)を元々の訴えの範囲に含むと判断するかが不透明なことから、新たな提訴に踏み切った。[br][br] 県庁で会見した浅石代表は「30~50年の一時貯蔵期間内に搬出されるかが大きな問題。施設外に搬出できなければ法律違反だ」と主張した。