青森県にサイクル撤廃など要請/県反核実行委

青森県反核実行委員会(今村修委員長)は9日、県に対し、核燃料サイクル事業受け入れの同意撤廃や、再処理工場廃棄費用を各電力会社で賄うよう国に求めることなど4項目を要請した。 同実行委の要請は「4・9反核燃の日全国集会」に合わせて毎年実施してい.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県反核実行委員会(今村修委員長)は9日、県に対し、核燃料サイクル事業受け入れの同意撤廃や、再処理工場廃棄費用を各電力会社で賄うよう国に求めることなど4項目を要請した。[br][br] 同実行委の要請は「4・9反核燃の日全国集会」に合わせて毎年実施しているが、新型コロナウイルスの影響を考慮して、青森市などで実施する集会は昨年に続き中止した。[br][br] この日は今村委員長などメンバー5人が県庁を訪れ、県の担当者に原水爆禁止日本国民会議との連名による要請書を手渡した。要請書には三村申吾知事への公開質問も盛り込み、文書で回答するよう求めた。[br][br] 今村委員長は「原子力産業は斜陽化している。原子力に依存し、賛同する県の方向は間違っている」と訴えた。[br][br] 要請書は、むつ、大間、東通、六ケ所4市町村や事業者などにも送付した。