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 知的財産の活用方法を探る「知財ビジネスシンポジウム」(青森県知的財産支援センター主催)が12日、青森市で開かれ、出席した企業関係者らが専門家の講演などを通じ、特許や商標といった知的財産を経営に役立てる方法などを学んだ。[br] 弁理士として数多くの特許や商標登録の出願を手掛ける土生(はぶ)哲也氏が講演。知的財産の定義については「それぞれの会社が生み出すノウハウや強みも含まれる。商品やサービスを工夫する企業なら、どの会社にもあるはずだ」と説いた。[br] ビジネスへの活用方法に関しては「知的財産を生み出すには、自社を客観的に見ることが必要。商品やサービスを客観視し、説明を上手にすることが創造の力になるはずだ」とアドバイスした。[br] シンポジウムではこのほか、県の支援事業を使って知的財産の創造に取り組む企業の紹介や企業ブランドに関する解説などの講義も行われた。知的財産の定義などを解説する弁理士の土生哲也氏=12日、青森市