春闘方針確認、賃金改善へ団結誓う 連合青森が集会

「頑張ろう」三唱で結束を確認する出席者=8日、青森市
「頑張ろう」三唱で結束を確認する出席者=8日、青森市
連合青森(内村隆志会長)は8日、青森市で2020年春闘の討論集会を開いた。出席した県内労組の関係者約120人が、春闘の方針を確認するとともに、賃金改善やより良い働き方の実現へ団結を誓った。 連合青森の賃上げ要求は、月額1万1千円程度(増加率.....
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 連合青森(内村隆志会長)は8日、青森市で2020年春闘の討論集会を開いた。出席した県内労組の関係者約120人が、春闘の方針を確認するとともに、賃金改善やより良い働き方の実現へ団結を誓った。[br] 連合青森の賃上げ要求は、月額1万1千円程度(増加率5・0%程度)。このほか、男女間の賃金格差や長時間労働の是正などを求める。[br] 集会で内村会長は、今春闘について「消費税の引き上げや新型肺炎、米中貿易摩擦などのマイナス要因で、経営者から後ろ向きの回答が出ることが予想される」と指摘。その上で、「成果を不当に労働者に還元しない社会のゆがみの解消も目指し、春闘勝利につなげたい」と決意を示した。[br] 連合青森下北地域協議会の新川優事務局長が闘争開始を宣言し、「連合本部、構成組織、各地協が一丸となって最後まで戦い抜こう」と訴えた。[br] このほか、連合本部副事務局長の石田昭浩氏が、連合の20年春闘方針について説明。日本銀行青森支店の勝浦大達支店長が、県内の経済状況を解説した。「頑張ろう」三唱で結束を確認する出席者=8日、青森市