雪の中、摺り勇壮 階上應物寺奉納えんぶり

雪の降りしきる中、摺りを奉納する太夫
雪の降りしきる中、摺りを奉納する太夫
階上町角柄折の應物寺(おうもつじ)境内で9日、同町の鳥屋部えんぶり組と平内えんぶり組による奉納えんぶりが行われた。雪の降りしきる中、太夫が勇壮な摺すりを披露し、詰め掛けた見物客を魅了した。 同寺と護持会、總應会の主催。同寺での奉納えんぶりは.....
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 階上町角柄折の應物寺(おうもつじ)境内で9日、同町の鳥屋部えんぶり組と平内えんぶり組による奉納えんぶりが行われた。雪の降りしきる中、太夫が勇壮な摺すりを披露し、詰め掛けた見物客を魅了した。[br] 同寺と護持会、總應会の主催。同寺での奉納えんぶりは2011年から始まり、今年で10回目。当初はどうさいえんぶりの鳥屋部えんぶり組のみだったが、昨年から、ながえんぶりの平内えんぶり組も加わった。[br] 太夫が迫力ある摺りを見せた後、子どもたちがえびす舞や松の舞などの祝福芸を演じ、訪れた見物客がじっくりと芸に見入ったり、しきりに写真を撮ったりしていた。[br] 八戸市白銀町の佐々木恭子さん(66)は「寒い中で見るえんぶりは感動的。小さい子どもたちが一生懸命踊っている様子を見ると、伝統が継承されているんだなと感じる」と話した。雪の降りしきる中、摺りを奉納する太夫