3高校の生徒が研究成果披露 青森県産業教育振興会二北地区協議会

研究成果を発表する三本木農業高の生徒
研究成果を発表する三本木農業高の生徒
青森県産業教育振興会二北地区協議会(会長・遠藤剛県立三本木農業高校長)は4日、十和田市の三農高で研究発表会を開き、管内にある3高校の生徒が日頃の研究成果を披露した。 三農高はJGAPの手法を用いた牛舎の経営改善、県立十和田工業高は卓球マシー.....
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 青森県産業教育振興会二北地区協議会(会長・遠藤剛県立三本木農業高校長)は4日、十和田市の三農高で研究発表会を開き、管内にある3高校の生徒が日頃の研究成果を披露した。[br] 三農高はJGAPの手法を用いた牛舎の経営改善、県立十和田工業高は卓球マシーンの製作、県立三沢商業高は特産の昼イカの認知度アップに向けた取り組みを、それぞれ発表した。[br] このうち三農高は、農場や農協など生産者団体が活用する農場管理の基準であるJGAPに着目。大人数での作業を均一化するのに適し、感染性の下痢や発熱の予防に有効かどうかを実践した。[br] 牛舎には衛生管理区域を設定したほか、消毒槽の改良、来校者用の更衣室や車両消毒所の設置、医薬品の管理などに努めた。[br] 生徒は「自分の身だしなみや長靴の汚れに敏感になった。JGAPは作業者の意識を変えるのに有効な手段である」と強調した。研究成果を発表する三本木農業高の生徒