久保田さん(上十地区)青森県知事賞/県青年農業者会議

最優秀賞を受賞した上十地区の久保田大地さん(右)=12日、青森市
最優秀賞を受賞した上十地区の久保田大地さん(右)=12日、青森市
青森県内の若手農家が研究成果や意見を発表する県青年農業者会議が12日、青森市の県立図書館で行われた。発表後の審査では、上十地区の久保田大地さんが最優秀賞の県知事賞に、つがる地区の三上統史さんが優秀賞の県農業会議会長賞にそれぞれ選ばれた。2人.....
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 青森県内の若手農家が研究成果や意見を発表する県青年農業者会議が12日、青森市の県立図書館で行われた。発表後の審査では、上十地区の久保田大地さんが最優秀賞の県知事賞に、つがる地区の三上統史さんが優秀賞の県農業会議会長賞にそれぞれ選ばれた。2人は県代表として、3月に山形県で行われる東北大会に出場する。[br] 県と県4Hクラブ連絡協議会(木村将瑛会長)が主催。農作物の試験栽培の研究成果などを報告する「プロジェクト発表」には県内各地区の7人、農業について感じたことや考えたことを伝える「意見発表」には6人が登壇した。[br] 最優秀賞に輝いた久保田さんは「マルチを生育途中に除去した場合のナガイモの生育に及ぼす効果と内部品質への影響」と題して発表。小種子でナガイモ栽培を行う場合は、畑の畝を覆うマルチシートを使い、7月下旬ごろにシートをはがすと収穫、品質ともに優れていた―とした。[br] また、「農業で地域に活気を」と題して意見発表した八戸地区の森田格勝さんは、後継者不足を解決する第一歩として、「仲間とともに地域で楽しく農業を続けることで、その思いが次の世代に伝わり、地域農業の発展につながる」と強調した。最優秀賞を受賞した上十地区の久保田大地さん(右)=12日、青森市