中長期計画、大筋で了承 八戸産学官連携推進会議

中長期計画を大筋でまとめた八戸産学官連携推進会議=12日、八戸市
中長期計画を大筋でまとめた八戸産学官連携推進会議=12日、八戸市
八戸市と八戸商工会議所、市内の高等教育機関でつくる「八戸産学官連携推進会議」は12日、市内の若者人口(15~29歳)の減少を抑制する目標などを盛り込んだ「八戸未来創造中長期計画」について大筋で了承した。減少幅を段階的に低減し、2045年には.....
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 八戸市と八戸商工会議所、市内の高等教育機関でつくる「八戸産学官連携推進会議」は12日、市内の若者人口(15~29歳)の減少を抑制する目標などを盛り込んだ「八戸未来創造中長期計画」について大筋で了承した。減少幅を段階的に低減し、2045年には増減数を均衡させることを目指す。[br] 計画では将来推計人口、市内の経済関係の統計や指標を基に地域の現状を分析。主な地域課題として、若者の減少による人材不足や市内高等教育機関への進学者数の減、担い手不足などを挙げた。[br] その上で、人口減少や少子高齢化に対する対応としては、若い世代の地元定着促進や人材確保が不可欠と指摘。若者人口の増減数を25年にはマイナス2千人、35年にはマイナス1千人、45年にプラスマイナス0人と段階的に抑制していく目標を示した。[br] 実現に向けては▽地域のニーズに応じた人材育成・研究成果の創出▽若者が地域産業を知る機会の強化による職業意識の形成と就業促進―など六つの指針に基づく事業を展開し、地域の活性化などに取り組むとしている。中長期計画を大筋でまとめた八戸産学官連携推進会議=12日、八戸市