市場条例改正案を答申/八戸市中央卸売市場運営協

八戸市中央卸売市場運営協議会(会長・田中哲八戸学院大教授)が12日、同市の八戸プラザホテルで開かれた。市が3月の市議会定例会に上程を予定している同市場条例の改正案について諮問があり、原案通り承認して答申した。 改正案は6月施行の卸売市場法改.....
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 八戸市中央卸売市場運営協議会(会長・田中哲八戸学院大教授)が12日、同市の八戸プラザホテルで開かれた。市が3月の市議会定例会に上程を予定している同市場条例の改正案について諮問があり、原案通り承認して答申した。[br] 改正案は6月施行の卸売市場法改正に伴い、従来の規制を撤廃する一方、卸売・仲卸業者らの参入許可制や一部の取引ルールなど、改正法から削除された事項を同市場の独自ルールとして再規定し、規制を維持している。6月施行予定。[br] 田中会長は取材に対し、改正市場法の背景にある規制緩和化の方向に理解を示しつつ、「規模の小さい地方市場は、規制緩和による取引の活発化などのメリットが容易に見通せず、取引の公正・安定性にも配慮しなければならない」と、条例改正案を評価。今後の運用や他市場の動向を注視し、適宜改正する必要性を指摘した。[br] 同日は新任1人を含む委員14人への委嘱状交付も行われた。任期は2年間。