事業者が事例発表、加工品PR 十和田で6次産業化推進シンポジウム

シンポジウムの参加者に加工品をアピールする事業者(右)
シンポジウムの参加者に加工品をアピールする事業者(右)
十和田市主催の6次産業化推進シンポジウムが6日、サン・ロイヤルとわだで開かれた。参加した約80人が基調講演や市内の事業者による事例発表、加工品PRブースの見学などを通じ、6次化推進による農業所得の向上や地域経済の活性化に向けて理解を深めた。.....
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 十和田市主催の6次産業化推進シンポジウムが6日、サン・ロイヤルとわだで開かれた。参加した約80人が基調講演や市内の事業者による事例発表、加工品PRブースの見学などを通じ、6次化推進による農業所得の向上や地域経済の活性化に向けて理解を深めた。[br] 事例発表では、同市の中こう果樹園の村上美穂子さんと、大竹菓子舗の大竹正貴代表が登壇した。[br] 6次化の成果について、村上さんは「リンゴやブルーベリーを加工し、付加価値を高めて販売することで収益が増加した」「商談会や物産イベントに参加し、販路や人脈が拡大した」と説明した。[br] 大竹代表は「市が力を入れる米粉で商品開発し、全国大会でグランプリを獲得した」とした上で、「今後も地域の素材を使ってお菓子を作りたい」と力を込めた。[br] 基調講演したコンサルティング業のフィールド・フロー(北九州市)の渋谷健代表は、事業を成長させて稼ぐための実践事例を紹介した。[br] 会場には地元の事業者による加工品のPRブースもあり、参加者が各事業者を見学し、商品開発の参考にしていた。シンポジウムの参加者に加工品をアピールする事業者(右)