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 八戸市で2月に行われた国家資格の危険物取扱者試験で、青森県立八戸水産高(藤澤重信校長)の小泉爽翼(そうすけ)さん(17)=水産工学科2年=が甲種、伊藤しいなさん(17)=同同=と菊地柊哉(とうや)さん(17)=同同=が乙種全類に、それぞれ合格した。さらに、同校は、多くの生徒を合格に導いた―として、試験の実施機関の消防試験研究センターから感謝状を受けた。[br] 同センターによると、試験は2008年度から一定の要件を満たした高校生の甲種受験が可能となった。ただ、難関であり、在学中に合格できるのは珍しいという。[br] その中で、同校は19年度(2月末現在)、小泉さんを含め過去最多の6人が甲種に合格。08年度以降、計13人が資格を取得している。[br] 同センター青森県支部の関光弘支部長がこのほど、同校を訪問。合格した3人に賞状を贈ってたたえたほか、藤澤校長に感謝状を贈呈した。[br] 小泉さんは「頑張って良かったと思った」と感慨深げ。伊藤さんと菊地さんは、次は上位の甲種に挑戦する決意を披露した。[br] さらに、3人は海技士などさらなる資格取得にも取り組む意向。いずれも将来、資格を生かした職場で活躍する夢を語った。危険物取扱者試験の甲種などに合格した(左から)小泉爽翼さん、伊藤しいなさん、菊地柊哉さんと、感謝状を受けた藤澤重信校長