県内スーパーで「だし活」PR強化/青森県食育推進会議

食育の推進について話し合う委員=13日、青森市
食育の推進について話し合う委員=13日、青森市
青森県は13日、青森市で県食育推進会議(会長・三村申吾知事)を開き、食育の推進に向けた2020年度の新事業を明らかにした。県内のスーパー24カ所をめどに簡単に作れる野菜料理の試食やメニューを提供するほか、県産だしを活用しておいしく減塩を推進.....
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 青森県は13日、青森市で県食育推進会議(会長・三村申吾知事)を開き、食育の推進に向けた2020年度の新事業を明らかにした。県内のスーパー24カ所をめどに簡単に作れる野菜料理の試食やメニューを提供するほか、県産だしを活用しておいしく減塩を推進する「だし活」のPR活動の強化に取り組む方針。[br] 簡単な野菜料理の試食とメニューの提供は「栄養改善対策事業」として、20~21年度にかけて行う。県は22年度の目標で1日の成人の野菜摂取量を350グラムとしているのに対し、直近データの16年の野菜摂取量は300グラムと目標達成が厳しい現状となっている。[br] だし活のPRを強化する「みんなで実践『だし活』加速化事業」も同じく20~21年度に取り組む。20年度から新たに「だし活応援大使」を配置し、メディアを活用した普及拡大に努めていくほか、乳幼児健診などを通じて子ども向けの宣伝も行う。[br] 会議では、県の担当者が第3次県食育推進計画(16~20年度)の進捗(しんちょく)状況を報告。20年度中に第4次県食育推進計画(21~25年度)を策定するスケジュールを確認した。食育の推進について話し合う委員=13日、青森市