名久井農業など3校で音声トラブル 青森県立高校入試

青森県教委は10日、県立高校の入学試験で、名久井農業、六ケ所、青森の計3校で、国語と英語の聞き取り検査の音声に雑音が混じるなどのトラブルがあったと発表した。各校は不具合が生じた部分の再放送などの措置を講じ、大きな遅れや変更はなかった。 県教.....
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 青森県教委は10日、県立高校の入学試験で、名久井農業、六ケ所、青森の計3校で、国語と英語の聞き取り検査の音声に雑音が混じるなどのトラブルがあったと発表した。各校は不具合が生じた部分の再放送などの措置を講じ、大きな遅れや変更はなかった。[br] 県教委学校教育課によると、名久井農業高では3教室中1教室で、国語の聞き取り検査の音声が断続的に消えるなどの不具合があった。この教室では国語の試験後、再度音声を流して検査を実施。この影響により全体で約8分の遅れが生じたが、休み時間の短縮などで調整し、試験は予定通りの時間に終了した。[br] 六ケ所高では英語の聞き取り検査で、冒頭の問題に雑音が入った。放送終了後に教員が聞き取りにくかった部分の問題を読み上げて対応したという。青森高では国語の聞き取り検査の放送が教室内に流れないクラスがあった。廊下に流れた音声が教室内にも聞こえていたため、回答に支障が出た生徒はいなかった。[br] 同課によると、高校入試の聞き取り検査はCDなどで音声を各学校に配布しており、配布前の確認時に問題はなかった。試験前日の9日に各学校で確認用の音声を流しているが、トラブルなどの報告はなかった。[br] 県教委は新型コロナウイルスに感染または感染が疑われる生徒について追試験などの措置を設けた。10日までに、新型ウイルス感染の疑いがある欠席者の報告は受けていないという。