全日制過去最低0・87倍/岩手県立高校入試

岩手県教委は13日、2020年度県立高校入試の志願者数(調整前)を発表した。推薦合格者や中高連携型志願者、併設型入学決定者を除いた全日制の実質志願倍率は0・87倍。0・89倍だった19年度を0・02ポイント下回り、統計の残っている1976年.....
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 岩手県教委は13日、2020年度県立高校入試の志願者数(調整前)を発表した。推薦合格者や中高連携型志願者、併設型入学決定者を除いた全日制の実質志願倍率は0・87倍。0・89倍だった19年度を0・02ポイント下回り、統計の残っている1976年度入試以降、過去最低となった。1・0倍を割り込んだのは6年連続。中学校卒業見込み者数の減少によるもので、県教委は倍率の低下傾向が続くとみている。[br] 県北地方の全日制で志願倍率が最も高かったのは、久慈普通科の1・13倍。全県での最高は盛岡商情報ビジネス科の1・46倍。定員を下回った学科がある学校は62校中52校、定員を下回った学科は117学科中89学科だった。[br] 今年3月の中学校卒業見込み者数は、前年比458人減の1万680人。全日制の募集定員8960人から、推薦合格者などを除いた実質定員は8115人で、これに対する志願者数は7099人となった。[br] 定時制は実質定員480人に対し、志願者数90人で、志願倍率は0・19倍だった。[br] 志願変更できる調整期間は今月14~20日。調整後の最終志願者数は21日に発表される。入学試験は3月6日。合格発表と2次募集実施校発表は同17日で、2次募集試験は同25日に行う。