数量増も金額減 八戸市中央卸売市場1月分市況概要

八戸市中央卸売市場が20日までにまとめた1月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は5864トン(前年同月比5・9%増)、取扱金額は12億7374万円(同10・4%減)。青森県産の一部野菜が単価安で苦戦した一方、リンゴやイチゴなどの果物は県.....
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 八戸市中央卸売市場が20日までにまとめた1月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は5864トン(前年同月比5・9%増)、取扱金額は12億7374万円(同10・4%減)。青森県産の一部野菜が単価安で苦戦した一方、リンゴやイチゴなどの果物は県内外とも単価高で推移した。[br] 野菜は4837トン(8・8%増)、9億8149万円(13・4%減)。暖冬傾向だったため、ダイコンやニンジン、キャベツなどの大型野菜は太物、大玉となった。県産ゴボウは業者が在庫を抱え、荷動きが悪かったため単価安が継続。ニンニクは入荷が順調なものの単価は3割安となり、ナガイモも安値基調が続いて単価安となった。[br] 果実は989トン(5・7%減)、2億7298万円(2・6%増)。リンゴは昨年比で単価が3割ほど高く、小玉や中玉など値ごろ感のあるものは引き合いが強かった。イチゴは入荷が少なく単価が高めに推移。ミカンは荷動きが悪く、数量金額ともに前年を下回った。[br] 花卉(かき)部門は70万8393本・鉢・個(1・9%増)、6860万円(5・0%増)。暖冬の影響でチューリップやスイートピーなど冬の花の動きが鈍かった。