青森―ソウル線5月31日まで運休 新型コロナウイルスで需要減

青森空港発着の国際定期便、韓国・ソウル(仁イン川チョン)線を運航する大韓航空は20日、夏季スケジュール(3月29日~10月24日)の初日から5月31日まで同路線を運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、十分な需要が確保できな.....
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 青森空港発着の国際定期便、韓国・ソウル(仁イン川チョン)線を運航する大韓航空は20日、夏季スケジュール(3月29日~10月24日)の初日から5月31日まで同路線を運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、十分な需要が確保できないため。6月1日から当初の予定通り週3往復を運航するという。[br] 同路線は、日韓関係の悪化により昨年8月以降、利用率が50~60%台に落ち込んでいたが、今年1月は75・8%に回復。ただ、県によると、2月に入ってから新型コロナウイルスの影響で青森発、ソウル発とも利用率が下がっていた。[br] 同路線は1995年4月に就航。今年4月に青森空港で予定していた25周年セレモニーは路線再開後に延期するという。[br] 同航空日本地域本部は取材に、「運休は予約状況など昨今の状況を鑑みた総合的な判断だ」と説明。三村申吾知事は20日の会見で、「ソウル線は青森から世界に開かれた窓として大きな役割を果たしてきた。再開へ向けて準備を進める」と述べた。