均等割額・所得割率を引き上げ 青森県後期高齢者医療制度保険料改定

青森県後期高齢者医療広域連合議会は20日、青森市で定例会を開き、2020、21両年度の保険料の均等割額を1人当たり年間4万4400円、収入に応じて課す所得割率を8・30%に引き上げると決めた。保険料改定は、同制度がスタートした08年以降初め.....
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 青森県後期高齢者医療広域連合議会は20日、青森市で定例会を開き、2020、21両年度の保険料の均等割額を1人当たり年間4万4400円、収入に応じて課す所得割率を8・30%に引き上げると決めた。保険料改定は、同制度がスタートした08年以降初めて。保険料の徴収限度額は2万円増の64万円となる。[br] 同議会が2年ごとに見直しており、同日、保険料に関する条例改正案を可決した。18、19年度の均等割額は4万514円、所得割率は7・41%。[br] 保険料については、これまで剰余金を活用して据え置きしてきたが、医療給付費の増加などにより、剰余金を全て充当しても引き上げが必要と見込まれた。[br] 被保険者の保険料負担の上昇を抑制するため、県からの後期高齢者医療財政安定化基金交付金18億5千万円を活用する方針で、基金残高は21年度末で約4億円となる見込み。