貿易額4カ月ぶり増加/八戸税関管内2月分

八戸税関支署は25日、2月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港と久慈港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比15・7%増の239億3300万円となり、4カ月ぶりに増加に転じた。船舶の輸出が2隻あったことが全体の貿易額を押し上げた。.....
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 八戸税関支署は25日、2月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港と久慈港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比15・7%増の239億3300万円となり、4カ月ぶりに増加に転じた。船舶の輸出が2隻あったことが全体の貿易額を押し上げた。[br][br] 輸出額は57・4%増の118億2300万円と5カ月ぶりに増加した。マーシャルとパナマ向けの船舶類(86億5千万円)やタイ向けの紙および板紙(6億9千万円)が伸びた一方、韓国やインド向けの鉄鋼(13億5100万円)などが減少。イカやホタテをはじめとした魚介類および同調製品(1億4700万円)などが減った。[br][br] 輸入は8・0%減の121億1千万円と2カ月連続の減少。オーストラリアからの亜鉛鉱(17億9400万円)や中国からの電気機器(1億9300万円)、金属製品(1億5200万円)などが増えた一方、液化天然ガス(LNG)などの石油ガス類(26億2600万円)や飼料用として活用する植物性油かす(10億7900万円)などが減少した。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が215本減の843本、輸入は70本増の877本。八戸港に入港した外国船は14隻減の31隻だった。