【スピード長根ファイナル】佐々木(白山台中)日本中学新記録

レース直後、手を広げて喜ぶ佐々木海地=7日、YSアリーナ八戸
レース直後、手を広げて喜ぶ佐々木海地=7日、YSアリーナ八戸
男子1万メートルでは、佐々木海地(白山台中)が最後まで安定したラップを刻み、14分20秒10の日本中学新で3位入賞。2011年3月に小川拓朗(当時北海道・芽室中、現栃木県スポーツ協会)がカルガリーでマークした従来の記録を2秒近く更新した。「.....
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 男子1万メートルでは、佐々木海地(白山台中)が最後まで安定したラップを刻み、14分20秒10の日本中学新で3位入賞。2011年3月に小川拓朗(当時北海道・芽室中、現栃木県スポーツ協会)がカルガリーでマークした従来の記録を2秒近く更新した。「苦しくなる後半も、34秒台(のラップで)我慢できた」と喜んだ。[br][br] 同種目は全国中学校大会になく、中学生が滑る機会は地元の総合選手権やシニアクラスの全国大会などに限られる。[br][br] 佐々木は昨年12月の青森県選手権の同種目で14分28秒11の県中学新をマーク。今回は5日に高校受験を終えたばかりでコンディションは万全ではなかったが、「落ち着いて、できることをするだけ」と、25周を淡々と完走。1月の記録を約8秒塗り替え、確かな成長を示した。単純比較はできないが、今年1月のインターハイ(長野)で見れば、9位相当のタイムだ。[br][br] レース後は、直後の組だった小川から、「俺の記録を抜いて良かったね。おめでとう」と祝福されたという佐々木。「(小川が)自分のことを覚えてくれるなんて、うれしかった」と笑顔を浮かべていた。レース直後、手を広げて喜ぶ佐々木海地=7日、YSアリーナ八戸