来年3月高卒者求職状況 求人倍率1・76倍、前年同月比0・33ポイント減

青森労働局は7日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(7月末現在)を発表した。県内企業の求人数は3202人で、新型コロナウイルスの影響で前年同月より1023人、24・2%少なかった。求人倍率は1・76倍で、前年同月比0・33ポ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森労働局は7日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(7月末現在)を発表した。県内企業の求人数は3202人で、新型コロナウイルスの影響で前年同月より1023人、24・2%少なかった。求人倍率は1・76倍で、前年同月比0・33ポイント減。統計を開始した1994年3月卒業者以来、4番目に高かった。[br] 同労働局によると、卒業予定者1万1408人中、就職希望者は2829人(前年同月比12・0%減)。求人数は減少しているが、就職希望者数も減っているため、求人倍率は高水準になっているとみられる。[br] 産業別の求人状況は、新型コロナの影響で例年多くの生徒が就職する製造業などの求人が減少。宿泊業・飲食サービス業62人(72・3%減)、製造業580人(39・6%減)などで減少割合が大きかった。[br] 一方、7月のみの新規求人数は895人(14・6%増)で、労働局の担当者は「求人数はやや改善している。引き続き地道に求人開拓を進める」としている。