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八戸市中央卸売市場９月市況概要　天候不順、数量減の単価高傾向

八戸市中央卸売市場が２０日までにまとめた９月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は９２８２トン（前年同月比９・９％減）、取扱金額は１８億２８９０万円（１２・９％増）。全国的な天候不順により野菜、果実とも数量減の単価高傾向で推移した。　野菜.....
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　八戸市中央卸売市場が２０日までにまとめた９月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は９２８２トン（前年同月比９・９％減）、取扱金額は１８億２８９０万円（１２・９％増）。全国的な天候不順により野菜、果実とも数量減の単価高傾向で推移した。[br][br]　野菜は８２４９トン（１０・２％減）、１５億７６８万円（１３・５％増）。主力の県産ゴボウが天候不順で数量減。ダイコンも長雨と高温で品質が低下し、数量は１割減となった。ハクサイ、キャベツも小玉傾向で入荷減。トマト、キュウリは入荷量が潤沢で、値段も高かった。[br][br]　果実は１００７トン（７・３％減）、３億９５９万円（１０・７％増）。全般に不作傾向で、福島産中心の豊水梨は入荷が６割減となり、終始高単価で推移した。県産リンゴは早生（わせ）種つがるの引き合いが強く、３割高となった。ブドウは数量、金額とも平年並み。[br][br]　花卉（かき）部門は１１１万本・鉢・個（７・７％減）、１億３２９万円（２・６％減）。切り花は全国的に作付けが少なく、８月の高温で前進出荷となり、多くの品目で入荷減。業務用需要は低迷しており、単価も上がらなかった。