久慈工高生が自作した非接触型体温計 久慈市に寄贈

高校生が製作した体温計で測定する遠藤譲一市長(右)
高校生が製作した体温計で測定する遠藤譲一市長(右)
岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の工学研究部は22日、学校で学んだ技術を活用して製作した非接触型体温計10台を久慈市に寄贈した。新型コロナウイルス感染症予防に役立ててもらう考えだ。 製作は同部の1、2年生6人が担当。ロボットコンテストの出.....
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 岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の工学研究部は22日、学校で学んだ技術を活用して製作した非接触型体温計10台を久慈市に寄贈した。新型コロナウイルス感染症予防に役立ててもらう考えだ。[br][br] 製作は同部の1、2年生6人が担当。ロボットコンテストの出場経験を生かし、3DCAD(コンピューター利用設計システム)や3Dプリンターを駆使して完成させた。[br][br] 同日は6人が市役所を訪問。2年の石原福太郎さんは「細かい作業もしっかりやった。無事に届けることができてうれしい」と語った。[br][br] 完成品を受け取った遠藤譲一市長は「ものづくりは産業の基本。技術を生かして社会で活躍してほしい」とエールを送った。[br][br] 取り組みは同市のNPO法人北いわて未来ラボ(中平均理事長)が企画し、市内に工場がある岩手村田製作所が協賛。温度センサーや液晶画面など材料の購入費を支援した。高校生が製作した体温計で測定する遠藤譲一市長(右)