【新型コロナ】県内3月倒産10件、負債総額29億円/東京商工リサーチ青森支店

東京商工リサーチ青森支店が2日にまとめた青森県内の3月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は10件(前年同月比6件増)、負債総額は29億6100万円(23億9600万円増)だった。倒産件数は今年初の2桁で、六ケ所村でデータセンター.....
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 東京商工リサーチ青森支店が2日にまとめた青森県内の3月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は10件(前年同月比6件増)、負債総額は29億6100万円(23億9600万円増)だった。倒産件数は今年初の2桁で、六ケ所村でデータセンター事業を行っていた青森クラウドベース(弘前市)の27億円の倒産が発生し、総額を大きく押し上げた。[br] 産業別に見ると、サービス業他5件、卸売業2件、建設業と製造業、情報通信業が各1件。原因別では、放漫経営5件、販売不振2件、過小資本、赤字累計、偶発的原因が各1件だった。[br] 今後の動向について同支店は、3月に行ったアンケート調査で約9割の県内企業が新型コロナウイルスの影響があると回答したとし、「自粛ムードやイベント中止などの影響は避けられない」と懸念を示した。