実質志願倍率0・82倍、過去最低/岩手県立高校入試

岩手県教委は15日、2021年度県立高校入試の志願者数(調整前)を発表した。推薦合格者や中高連携型志願者、併設型入学決定者を除いた全日制の実質志願倍率は0・82倍で、20年度を0・05ポイント下回り、統計の残っている1976年度入試以降、過.....
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 岩手県教委は15日、2021年度県立高校入試の志願者数(調整前)を発表した。推薦合格者や中高連携型志願者、併設型入学決定者を除いた全日制の実質志願倍率は0・82倍で、20年度を0・05ポイント下回り、統計の残っている1976年度入試以降、過去最低となった。中学校卒業見込み者数の減少が主な要因で、倍率の低下傾向は今後も続くとみられる。[br][br] 県北地方の全日制で志願倍率が最も高かったのは、久慈普通科の0・86倍。全県での最高は花巻南スポーツ健康科学学系の1・35倍。定員を下回った学科がある学校は62校中52校、定員を下回った学科は117学科中97学科だった。[br][br] 今年3月の中学校卒業見込み者数は、前年比594人減の1万83人。全日制の募集定員8960人から、推薦合格者などを除いた実質定員は8068人で、これに対する志願者数は6605人となった。[br][br] 定時制は実質定員480人に対し、志願者数は85人で、志願倍率は0・18倍。[br][br] 志願変更できる調整期間は16~22日。調整後の最終志願者数は24日に発表される。入学試験は3月9日。合格発表と2次募集実施校発表は同23日で、2次募集試験は同29日に行う。