売上高12億円増、517億円に上方修正/サンデー21年2月期通期

東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)は15日、2021年2月期通期(20年3月~21年2月)の業績予想を上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大を背景に、感染予防や巣ごもり消費に関連した商品の売れ行きが好調に推移。除雪用品の.....
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 東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)は15日、2021年2月期通期(20年3月~21年2月)の業績予想を上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大を背景に、感染予防や巣ごもり消費に関連した商品の売れ行きが好調に推移。除雪用品の需要が大幅に伸びたこともあり、昨年10月時点の予想との比較で、売上高は12億円増の517億円に見直した。[br][br] 消費者の在宅時間が増えたことで、DIYやガーデニング関連商品の販売が前年を上回り、調理家電や調理用品も堅調。マスクや消毒液といった衛生用品の売り上げも伸長した。今冬の大雪により、除雪・融雪用品の売れ行きが伸びた。[br][br] 営業利益は5億4千万円増の15億6千万円、経常利益は5億6千万円増の16億1千万円、純利益は3億5千万円増の9億円に拡大する見通し。年間配当金予想は、創業45周年の記念配当を加えて15円とした。[br][br] 川村暢朗社長は取材に「コロナ下に合わせた商品を提案してきた。地域に根差した企業としての経験を生かして商品を備蓄し、必要な時に安定供給できたことも大きい」と説明。「感染のリスクがある中、従業員がお客さまの生活を守る意識を持って業務に取り組んでくれた」と話した。