ブドウ収穫、大詰め迎える/南部町

食べ頃に熟したキャンベル・アーリーを収穫する佐々木幸雄さん=8日、南部町
食べ頃に熟したキャンベル・アーリーを収穫する佐々木幸雄さん=8日、南部町
果樹栽培の盛んな南部町で、秋の味覚・ブドウの収穫が大詰めを迎えている。秋の気配がぐっと深まった8日、同町沖田面にある佐々木幸雄さん(58)の畑では「キャンベル・アーリー」が黒々と熟し、甘い香りを漂わせていた。 キャンベル・アーリーはかつて全.....
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果樹栽培の盛んな南部町で、秋の味覚・ブドウの収穫が大詰めを迎えている。秋の気配がぐっと深まった8日、同町沖田面にある佐々木幸雄さん(58)の畑では「キャンベル・アーリー」が黒々と熟し、甘い香りを漂わせていた。[br][br] キャンベル・アーリーはかつて全国で栽培される主力品種だったが、生産量が減少し、最近の産地はほとんどが北海道や東北に限られている。同町は古くからの産地で、馬淵川沿いにある佐々木さんも約20アールに作付けしている。[br][br] 佐々木さんは、雨よけのビニール屋根の下で育ったブドウを手際よく収穫。ブドウは房の上から甘くなるといい、「先端まで熟した今の時期が一番甘くておいしい」と出来栄えに自信を見せた。[br][br] 収穫したブドウは、地元市場や産直施設に出荷するほか、八戸市内のワイナリーにも原料として提供している。食べ頃に熟したキャンベル・アーリーを収穫する佐々木幸雄さん=8日、南部町