五戸発アウトドアブランド設立 ストーブや鉄板製品化へ

開発したキャンプグッズをPRする赤坂太樹社長=8日、五戸町
開発したキャンプグッズをPRする赤坂太樹社長=8日、五戸町
 プレス金型の設計・製作などを手掛ける五戸町の「サンライズエンジニアリング」(赤坂太樹社長)は8日、新ブランド「フェニックスライズ」を創設し、アウトドア分野に進出することを明らかにした。培った技術を基にキャンプ用のストーブや鉄板などを開発し.....
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  •  プレス金型の設計・製作などを手掛ける五戸町の「サンライズエンジニアリング」(赤坂太樹社長)は8日、新ブランド「フェニックスライズ」を創設し、アウトドア分野に進出することを明らかにした。培った技術を基にキャンプ用のストーブや鉄板などを開発し、新型コロナウイルスの影響で規模が拡大するキャンプ市場に挑む。[br][br]  同社は1989年に設立。高い精度が要求される精密プレス金型の設計や製造を手掛け、自動車や家電分野などで事業展開してきた。[br][br] 自らもキャンプ愛好者だという赤坂社長が、アウトドア製品の開発に興味を持ち、昨年6月からキャンプ用品の試作を開始。現在は調理機能に特化したウッドガスストーブや熱変形に強い鉄板などを販売している。市販のグッズよりも価格帯は割高だが、耐久性が高く、機能性にもこだわっているのが特徴だ。[br][br] 暖炉のような燃え方が特徴のキャンプ用まきストーブなどの開発も進めており、順次発売する。冬期間は新郷村の間木ノ平グリーンパークと連携して製品の実証試験を行い、商品の貸し出しなども行う予定だ。赤坂社長は「販売戦略をしっかりと立ててブランドを確立し、品数も増やしていきたい」と意欲を示した。[br][br] フェニックスライズの製品は、同ブランドのウェブショップで販売している。開発したキャンプグッズをPRする赤坂太樹社長=8日、五戸町