畑中さん(八戸)が長根リンクの歴史記した本を発行

氷都八戸の歴史をひもとく著書を発行した畑中美鈴さん
氷都八戸の歴史をひもとく著書を発行した畑中美鈴さん
氷都の歩みを伝えたい―。八戸市の歴史や文化に関する講演会を開いている「八戸自由大学」の畑中美鈴代表(59)が、八戸に根付くスケート文化をまとめた「銀盤をかけぬけた人たち~長根リンク物語~」を発行した。「八戸の風土がスケートの歴史を生んだ。幅.....
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 氷都の歩みを伝えたい―。八戸市の歴史や文化に関する講演会を開いている「八戸自由大学」の畑中美鈴代表(59)が、八戸に根付くスケート文化をまとめた「銀盤をかけぬけた人たち~長根リンク物語~」を発行した。「八戸の風土がスケートの歴史を生んだ。幅広い世代の方々に知ってもらい、競技の普及につながってほしい」との願いを込めている。[br] 氷都・八戸のシンボルだった長根リンクの閉鎖が決まったことで、「氷都の歴史を後に語り継ぐ資料が必要」との思いから執筆を決意。選手個人が所有しているスクラップブックや自身が持つ図書を参考に書き上げた。資料の整理に1年以上かかったといい、「いろいろな方の思いを紡いで書にすることができた」と感慨深げだ。[br] 同書では戦前、戦中、戦後と、長根リンクでの数々の大会や時代背景を通して、八戸のスケート史をひも解いている。畑中代表は「戦時中も選手の活躍が八戸市民を勇気づけてきた。スケートという側面から、八戸がどう発展してきたかを知ってほしい」とPRした。[br] 同書は1500円(税抜き)。同市の伊吉書院2店舗、カネイリ、木村書店、八戸ブックセンターで販売している。問い合わせは畑中代表=電話090(2364)6351=まで。氷都八戸の歴史をひもとく著書を発行した畑中美鈴さん