高田大岳と十和田山岳振興協議会が「日本山岳遺産」に選定、青森県内初

日本山岳遺産の選定を喜ぶ下山壽会長(左)と山崎政光事務局長
日本山岳遺産の選定を喜ぶ下山壽会長(左)と山崎政光事務局長
日本山岳遺産基金(東京)が選定する2019年度の日本山岳遺産に、北八甲田の高田大岳と、その登山道整備に取り組む十和田山岳振興協議会(下山壽会長)が選ばれた。青森県内では初の選定で、下山会長は「取り組みが全国的な評価を受けたことはなかったので.....
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 日本山岳遺産基金(東京)が選定する2019年度の日本山岳遺産に、北八甲田の高田大岳と、その登山道整備に取り組む十和田山岳振興協議会(下山壽会長)が選ばれた。青森県内では初の選定で、下山会長は「取り組みが全国的な評価を受けたことはなかったのでうれしい」と喜んでいる。[br] 同基金は山岳関係の書籍を出版している「山と渓谷社」が中心となり、10年に設立。日本の山の自然や文化を次世代に残そうと、3年以上の環境保全活動の実績を持つ団体を認定し、助成金を交付している。本年度は全国で5カ所を認定した。[br] 同協議会は十和田八幡平国立公園のうち、十和田地区の山岳の自然環境保全や観光資源化を目的に、2014年に設立された。会員は約150人で、八甲田登山道の刈り払いを継続している。[br] 山崎政光事務局長は「高田大岳は十和田市最高峰の山。形も富士山のようで美しい。多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。日本山岳遺産の選定を喜ぶ下山壽会長(左)と山崎政光事務局長