貿易額8カ月連続減少 8月の八戸税関管内

八戸税関支署は29日、8月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比7・9%減の220億4500万円で、6カ月連続の減少。タンカー1隻の輸出があったため輸出額は増加した一方、輸入額は飼.....
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 八戸税関支署は29日、8月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比7・9%減の220億4500万円で、6カ月連続の減少。タンカー1隻の輸出があったため輸出額は増加した一方、輸入額は飼料用トウモロコシなどが減った影響で減少が続いた。[br][br] 輸出額は14・1%増の107億2100万円と3カ月の連続プラス。マーシャルへのタンカー(44億6千万円)や、中国向けの一般機械(38億4600万円)、電気機器(4億2300万円)が増えた一方、台湾やインド向けの鉄鋼(9億9千万円)、中国への魚介類および同調製品(3億5400万円)などが減った。[br][br] 輸入額は22・2%減の113億2400万円と5カ月連続の減少。カタールからの液化天然ガスなどの石油ガス類(18億9千万円)やオーストラリアからの亜鉛鉱(13億6100万円)が増え、米国産の飼料用トウモロコシ(10億4千万円)やオーストラリアからのウッドチップ(6億900万円)などが減った。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が437本減の676本、輸入は242本増の1416本。八戸港に入港した外国貿易船は10隻減の34隻だった。