包丁で父親刺す、１６歳少年逮捕／つがる　殺人容疑に切り替えへ

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　つがる署は１４日、同居する父親を包丁で刺したとして殺人未遂の疑いで、つがる市の男子高校生（１６）を現行犯逮捕した。父親は搬送された青森市内の病院で死亡した。同署は容疑を殺人に切り替えて動機などを調べる。[br]　逮捕容疑は同日午後３時２０分ごろ、自宅で父親（４９）の首を包丁で刺すなどして殺害しようとした疑い。[br]　青森県警などによると、近くの住民から「包丁で刺された人がいる」と１１０番通報があり、署員が駆け付けたところ、父親が住宅内で倒れていた。[br]　現場にいた男子生徒が刃物で刺したことを認めたことから身柄を確保した。凶器とみられる包丁１本が敷地内で発見された。[br]　閑静な住宅街で白昼に起きた事件は、住民に衝撃を与えた。警察に通報した男性（６８）は「争っている声がして外に出たら、血のついた包丁を持った男子生徒がいた。家の中に入ると、父親があおむけで倒れていた。血だらけでどこを刺されたのかも分からなかった」と当時の状況を生々しく振り返った。[br]　父親は農業を営んでいた。付近住民によると、この家には男子生徒と父親、祖母の３人が暮らしていたという。近くの女性は「男子生徒はあいさつをすれば返してくれる、ごく普通の子。父親とも目立ったトラブルはなかったと思う。まさかこんなことになるとは…」と表情をこわばらせた。[br]　県警によると、これまで家族からトラブルの相談が寄せられたことはなかった。１５日にも司法解剖し、死因を調べる。事件の現場となった住宅＝１４日午後７時３５分ごろ、つがる市

包丁で父親刺す、１６歳少年逮捕／つがる 殺人容疑に切り替えへ

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