7月の八戸税関の貿易概況 貿易額5カ月連続減

八戸税関支署は25日、7月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港と久慈港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比16・2%減の199億3千万円で、5カ月連続の減少。ステンレス需要低迷に伴い、台湾や中国向けの鉄鋼の輸出が減ったことなどが.....
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 八戸税関支署は25日、7月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港と久慈港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比16・2%減の199億3千万円で、5カ月連続の減少。ステンレス需要低迷に伴い、台湾や中国向けの鉄鋼の輸出が減ったことなどが主な要因。[br] 輸出額は13・3%減の69億8700万円で2カ月連続の減少。半導体製造装置などの一般機械(39億4900万円)や電気機器(2億6400万円)などが増加した一方、台湾や中国向けの鉄鋼(20億1900万円)や魚介類および同調製品(1億9500万円)などが減った。[br] 輸入額は17・3%減の129億4300万円と4カ月連続のマイナス。オーストラリアからの石油ガス類(25億200万円)や米国産の飼料用トウモロコシ(21億1200万円)などが増え、米国からのコメ(6億300万円)や中国からの電気機器(3億4600万円)などが減った。[br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が369本減の1226本、輸入は176本減の1795本。八戸港に入港した外国貿易船は1隻増の47隻だった。