青森県内企業7月の倒産3件、負債総額8200万円/帝国データバンク

民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は7日までに、青森県内企業の7月の倒産集計を発表した。負債額1千万円以上の倒産は前年同月比5件減の3件で、負債総額は29億6700万円減の8200万円。法的整理別は、いずれも「破産」だった。.....
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 民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は7日までに、青森県内企業の7月の倒産集計を発表した。負債額1千万円以上の倒産は前年同月比5件減の3件で、負債総額は29億6700万円減の8200万円。法的整理別は、いずれも「破産」だった。[br] 前年同月は、負債額約25億円に上る「千代田信用」(弘前市)の大型倒産があり、全体の負債総額を押し上げていた。[br] 7月の倒産状況を地区別で見ると、八戸市が2件、青森市が1件。業種別は建設業、小売業、サービス業が各1件で、倒産要因は全て「受注・販売不振」。6月との比較では、倒産件数は3件減、負債総額は2億6300万円減だった。[br] 両支店は「倒産件数は落ち着いた状況にあるが、全国的に新型コロナウイルス感染症の第2波の懸念が現実味を増しており、企業の業績や雇用環境の悪化が鮮明になっている」と指摘。「セーフティーネットの効果もあって目先の倒産件数に急激な増加はないが、当面は予断を許さない状況が続く」との見方を示した。