青果取扱減も金額8・5%増 八戸市中央卸売市場5月市況

八戸市中央卸売市場が19日まとめた5月の市況概要によると、青果部門は取扱数量6490トン(前年同月比5・1%減)、金額15億7705万円(8・5%増)となった。天候の変動が激しかったため入荷が安定せず、単価高となった品目が多かった。 野菜は.....
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 八戸市中央卸売市場が19日まとめた5月の市況概要によると、青果部門は取扱数量6490トン(前年同月比5・1%減)、金額15億7705万円(8・5%増)となった。天候の変動が激しかったため入荷が安定せず、単価高となった品目が多かった。[br] 野菜は5773トン(2・8%減)、12億7866万円(12・9%増)。青森県産が中心のニンニクはガス冷蔵品メインで数量は3倍になったが、加工向けが多く金額は68%増にとどまった。ハクサイは新型コロナウイルスの感染が広がる中、発酵食品が免疫力を高めるとして注目されたため、数量3割減に対し金額は5割増となった。[br] 果実は671トン(20・8%減)、2億8247万円(6・5%減)。県産リンゴは在庫が少なく引き合いが強く、入荷19%減に対し金額は35%増。[br] 花卉(かき)部門は93万本・鉢・個(23・0%減)、7097万円(31・1%減)。葬儀やブライダル需要は落ち込んだままで、引き合いは弱い。