貿易額236億円 8カ月ぶり減少に歯止め/八戸税関支署10月概況

八戸税関支署は27日、10月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同期並みの236億3100万円で、8カ月ぶりに減少に歯止めが掛かった。液化天然ガス(LNG)などの石油ガス類や鉛鉱の輸入増加などが.....
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 八戸税関支署は27日、10月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同期並みの236億3100万円で、8カ月ぶりに減少に歯止めが掛かった。液化天然ガス(LNG)などの石油ガス類や鉛鉱の輸入増加などが貿易額を押し上げた。[br][br] 輸出額は7・1%減の87億7500万円と3カ月ぶりの減少。中国向け電子部品などの電気機器(3億9700万円)や韓国向けの鉄鋼くず(1億6400万円)などが増えた一方、台湾向けの鉄鋼(17億7800万円)や中国向けのホタテが減った影響で魚介類および同調製品(2億9700万円)が減った。[br][br] 輸入額は4・8%増の148億5600万円と7カ月ぶりに増加。マレーシアからの石油ガス類(17億7400万円)や米国からの鉛鉱(14億2700万円)、飼料用のブラジル産植物性油かす(14億9100万円)がプラスになった一方、ニッケル鉱(6億4900万円)やウッドチップ(14億8600万円)などが減った。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が81本増の936本、輸入が200本減の1168本。八戸港に入港した外国貿易船は7隻減の39隻だった。