根城南部氏の歴代当主学ぶ 八戸市博物館でボランティアガイド講座

根城の築城から廃城までの歴史が解説された講座
根城の築城から廃城までの歴史が解説された講座
八戸市博物館(小保内裕之館長)で17日、根城史跡ボランティアガイド養成講座が開かれた。市立図書館主査兼学芸員の滝尻侑貴さんが講師を務め、「根城南部氏の歴代当主」をテーマに解説。参加者11人は根城の成り立ちや変遷について理解を深めた。 ボラン.....
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 八戸市博物館(小保内裕之館長)で17日、根城史跡ボランティアガイド養成講座が開かれた。市立図書館主査兼学芸員の滝尻侑貴さんが講師を務め、「根城南部氏の歴代当主」をテーマに解説。参加者11人は根城の成り立ちや変遷について理解を深めた。[br][br] ボランティアガイドは1997年に発足し、現在会員28人で活動。無料で分かりやすく楽しい案内を心掛けており、今年は国史跡指定80年を迎える根城を盛り上げようと活動している。[br][br] 滝尻さんは、根城は南部師行(もろゆき)が統治の拠点として南北朝時代に築城したと説明。9代目長経(ながつね)による家紋「向鶴紋」の制定や、小説などで話題となった女城主・清心尼(せいしん)にによる大坂冬の陣への派兵などを紹介。22代直義(なおよし)の時に遠野へ領地替えされたのを機に、廃城になったと伝えた。[br][br] 聴講したボランティアガイドの加藤眞人代表は「来場者へ魅力を体感してもらうため、ガイドする側も根城を知り、より好きになりたい」と語った。 次回24日は「根城の発掘調査」がテーマ。参加は無料、定員は10人程度で要申し込み。問い合わせは八戸市博物館=電話0178(44)8111=へ。根城の築城から廃城までの歴史が解説された講座