絶好調の大谷またも一発 ゴジラと並ぶオープン戦5号

 ロッキーズ戦の1回、本塁打を放つエンゼルス・大谷=スコッツデール(共同)
 ロッキーズ戦の1回、本塁打を放つエンゼルス・大谷=スコッツデール(共同)
【スコッツデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷は25日、アリゾナ州スコッツデールで行われたロッキーズとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5号ソロを放って3打数1安打1打点だった。記録専門会社によると、オープン.....
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 【スコッツデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷は25日、アリゾナ州スコッツデールで行われたロッキーズとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5号ソロを放って3打数1安打1打点だった。記録専門会社によると、オープン戦5本塁打は松井秀喜がヤンキース時代の2005年にマークした日本選手の最多記録に並んだ。全11試合で安打を放ち、チームは5―6で敗れた。[br][br] 大谷は投打に充実ぶりを示し、キャンプ地でのオープン戦を打ち上げた。昨年まで好結果が出ていなかった打撃は打率5割7分1厘、5本塁打と別人のように打ちまくった。[br][br] この日はちょうど1週間後の開幕戦を思わせる打順だった。大谷は一回に左腕の内寄りの初球、決して簡単ではない球を捉えると、高く上がった飛球は左翼ポール際に。今オープン戦で左腕からの初本塁打となる先制ソロは、またも得意の逆方向に運んだ。[br][br] 昨春のキャンプは右足を上げたり下げたりで迷いも見られたが、今年は本来のすり足で通した。一昨年から大谷を知るリード打撃コーチは「自信と健康が大きな要因。全てが一つにまとまり、投打で完璧なパッケージになり始めた」と本番での活躍に太鼓判を押した。[br][br] 29日(日本時間30日)のオープン戦最終登板を経て、開幕は打者で臨む見込み。トラウトは「エースと主力打者、2人のスターを加えた」とメジャー4年目の投打の「二刀流」への期待感を、端的に表現した。 ロッキーズ戦の1回、本塁打を放つエンゼルス・大谷=スコッツデール(共同)