【西目屋村官製談合】建設機械販売業の元役員に有罪判決/青森地裁

西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札を巡る官製談合事件で、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた建設機械販売などを手掛ける「小山内重整備」(弘前市)の元役員小山内崇雅被告(48)の判決公判が11日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は懲.....
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 西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札を巡る官製談合事件で、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた建設機械販売などを手掛ける「小山内重整備」(弘前市)の元役員小山内崇雅被告(48)の判決公判が11日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。[br][br] 寺尾裁判官は判決理由で、小山内被告が前村長の関和典被告(54)=官製談合防止法違反などで起訴、公判中=と共謀し、除雪用重機を確実に落札するため納入期限を短くするなどしたのは巧妙で悪質だと指摘。[br][br] 一方、小山内重整備の代表取締役を辞任したことなどを踏まえ、執行猶予付き判決とした。[br][br] 判決によると、小山内被告は、村発注の除雪用重機購入の指名競争入札で2019年8月下旬ごろ、関被告から予定価格が2650万円であることを伝えられ、小山内重整備に予定価格に近い2575万920円(落札率97・17%)で落札させた。