【震災10年】河川敷に「永」の文字照らし 被災地に思いはせ/福岡高生

生徒たちのメッセージが書かれたペットボトルランタンを眺める参加者
生徒たちのメッセージが書かれたペットボトルランタンを眺める参加者
岩手県立福岡高(根反馨校長)の生徒会執行部と家庭クラブ委員会は11日、二戸市の馬淵川公園河川敷で、明かりをともすイベント「復煌(ふっこう)」を開催し、来場者が東日本大震災からの復興を願った。 復興を祈るとともに、高校生の力で地域を盛り上げよ.....
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 岩手県立福岡高(根反馨校長)の生徒会執行部と家庭クラブ委員会は11日、二戸市の馬淵川公園河川敷で、明かりをともすイベント「復煌(ふっこう)」を開催し、来場者が東日本大震災からの復興を願った。[br][br] 復興を祈るとともに、高校生の力で地域を盛り上げようと生徒たちが企画、準備した手作りイベント。[br][br] この日のためにペットボトルランタンや発光ダイオード(LED)キャンドル計約千個を用意し、午後4時20分には「永」の文字と四つ葉のクローバーの形にかたどった明かりを点灯した。[br][br] 「永」の文字には、震災やコロナ禍があっても、地域のつながりは永遠に―との思いが込められており、参加者は光を見詰めながら被災した地域や人々に思いをはせた。[br][br] このほか、会場では音楽部による合唱が披露されたほか、吹奏楽部の演奏を録音したBGMも流された。[br][br] 10年前は小学1年だったという2年田中心花(こはる)生徒会長は「3月11日を忘れてはいけない大切な日としてつないでいきたい」と話した。生徒たちのメッセージが書かれたペットボトルランタンを眺める参加者