遠隔地の家族と画面越しで通話 七戸町社協、高齢者対象にサポート事業

千葉県に住む長女とテレビ通話をする工藤ミキさん
千葉県に住む長女とテレビ通話をする工藤ミキさん
七戸町社会福祉協議会は18日、高齢者を対象にしたテレビ電話のサポート事業を実施し、同町森ノ上の工藤ミキさん(83)方で、千葉県に住む長女との通話を手助けした。 同協議会は本年度、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、機械操作に不慣れな高齢者.....
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 七戸町社会福祉協議会は18日、高齢者を対象にしたテレビ電話のサポート事業を実施し、同町森ノ上の工藤ミキさん(83)方で、千葉県に住む長女との通話を手助けした。[br][br] 同協議会は本年度、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、機械操作に不慣れな高齢者にテレビ電話の設定や家族との通話を補助する事業を行っている。[br][br] 工藤さんは現在1人暮らしで、千葉県に住む長女の宮島成子さん(58)の家族とは1年以上会っていなかった。今回は協議会側のタブレット端末を使い、宮島さんと事前に無料通話アプリLINE(ライン)での通話を準備した。[br][br] 工藤さんは画面越しに宮島さんと対面すると、「また直接顔が見たいね。次はいつになるだろうか」「孫は元気にしているかい」などと30分ほど会話を楽しんだ。[br][br] 通話を終えて、工藤さんは「こうやって画面越しでも会えたら気分が違うね」と笑顔で話した。千葉県に住む長女とテレビ通話をする工藤ミキさん