韓国人2人が無罪主張 覚醒剤3キロ密輸初公判/青森地裁

昨年3月、青森空港でビジネスバッグに覚醒剤約3キロを隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の罪に問われた、いずれも韓国籍の獣医師イ・ジェヒョク被告(66)とその妻の無職キム・ドギョン(66)被告の裁判員裁判の初公判が1日、青森地.....
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 昨年3月、青森空港でビジネスバッグに覚醒剤約3キロを隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の罪に問われた、いずれも韓国籍の獣医師イ・ジェヒョク被告(66)とその妻の無職キム・ドギョン(66)被告の裁判員裁判の初公判が1日、青森地裁(寺尾亮裁判長)であった。両被告は「バッグの中に覚醒剤があるとは知らなかった」と起訴内容を否認。両被告の弁護側は無罪を主張した。[br][br] 冒頭陳述でイ被告の弁護側は、被告が氏名不詳者らにだまされ、バッグの中身は化学薬品だと認識していたと主張。キム被告の弁護側は、夫と氏名不詳者の打ち合わせなどに被告は関与しておらず、覚醒剤を持っている認識はなかったとした。[br][br] 検察側は、両被告が覚醒剤を含む違法薬物の可能性があると認識しながら、報酬のためにバッグを運搬したと指摘した。