青森県内の所得税申告漏れ50億円/19事務年度

仙台国税局は27日、2019年事務年度(19年7月~20年6月)の所得税などの調査結果を発表した。青森県内の所得税申告漏れの調査件数は、前事務年度(18年7月~19年6月)より2225件少ない2836件。申告漏れ所得金額は50億2300万円.....
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 仙台国税局は27日、2019年事務年度(19年7月~20年6月)の所得税などの調査結果を発表した。青森県内の所得税申告漏れの調査件数は、前事務年度(18年7月~19年6月)より2225件少ない2836件。申告漏れ所得金額は50億2300万円(前事務年度比17・5%減)、追徴税額は6億4100万円(12・1%減)だった。新型コロナウイルスの影響で調査件数は減ったが、高額・悪質事案を優先し調査した結果、1件当たりの追徴税額は22万6千円(56・9%増)と大幅に伸びた。[br][br] 高額・悪質な事案が対象の特別調査・一般調査は376件(80件減)。申告漏れ額は32億200万円(17・7%減)、追徴税額は5億4400万円(6・4%減)に上った。[br][br] 個人を対象に短期間で行う着眼調査は135件(109件減)。申告漏れ額は2億2900万円(43・2%減)、追徴税額は1900万円(45・7%減)。 一方で、個人事業者の消費税は775件(67件減)を調査。追徴税額は2億9千万円(2・8%増)だった。[br][br] 岩手県内では、所得税で3265件(2135件減)調査。申告漏れ額は43億8100万円(16・7%減)、追徴税額は6億7千万円(0・9%増)。消費税は719件(165件減)調査し、追徴税額は2億2300万円(25・2%減)だった。