核燃新税「責務果たす」 RFS社長が公の場で初言及

宮下宗一郎市長(左)に審査合格を報告する坂本隆社長(中央)=17日、むつ市役所
宮下宗一郎市長(左)に審査合格を報告する坂本隆社長(中央)=17日、むつ市役所
中間貯蔵施設の使用済み核燃料に課税する「むつ市使用済燃料税条例」を巡り、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)の坂本隆社長が17日、むつ市役所に宮下宗一郎市長らを訪ね、「新税を通じて地元事業者として責務を果たす」と表明した。坂本社長が新税の対.....
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中間貯蔵施設の使用済み核燃料に課税する「むつ市使用済燃料税条例」を巡り、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)の坂本隆社長が17日、むつ市役所に宮下宗一郎市長らを訪ね、「新税を通じて地元事業者として責務を果たす」と表明した。坂本社長が新税の対応について公の場で言及したのは初めて。市と進める税率の減免協議についても「安全協定の協議までに細かい部分の合意に至るよう取り組んでいく」との考えを示した。[br][br] 坂本社長は市役所で宮下市長と大瀧次男市議会議長に対し、中間貯蔵施設の新規制基準適合性審査合格を報告。席上、同社が新税を巡る協議で市に事前に伝達した文書への認識について、市側が坂本社長にただしたのに対して答えた。[br][br] 会談は冒頭以外、非公開で行われた。会談後に会見した宮下市長は「(中間貯蔵は)むつ市と市民が50年にわたって背負っていく事業。こうしたことを坂本社長自身が考えての言及で評価したいし、(RFSが市と市民と)共に歩む形が今日の報告を受けてできたと理解している」と語った。宮下宗一郎市長(左)に審査合格を報告する坂本隆社長(中央)=17日、むつ市役所