夏の風物詩・八戸花火大会、8月23日に開催決定/コロナ対策で会場入場は招待客、有料観覧席購入者に制限

八戸市の夏の風物詩・八戸花火大会を主催する大会委員会(塚原隆市会長)は3日、同市のユートリーで会合を開き、今年の大会を8月23日に開催することを決めた。新型コロナウイルスの感染予防対策として、会場の館鼻岸壁に入場できるのは招待客や有料観覧席.....
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 八戸市の夏の風物詩・八戸花火大会を主催する大会委員会(塚原隆市会長)は3日、同市のユートリーで会合を開き、今年の大会を8月23日に開催することを決めた。新型コロナウイルスの感染予防対策として、会場の館鼻岸壁に入場できるのは招待客や有料観覧席の購入者に制限。離れた場所でも見えやすいように大玉の花火を中心とし、新型コロナの収束を願って5670(コロナゼロ)発の打ち上げを目指す。コロナ禍で各種イベントの中止が相次ぐ中、今年も夏の夜空に大輪を咲かせて地域に活力を創出したい考えだ。[br] 大会は第40回の節目。当初は感染拡大の影響で中止も視野に入れていたが、5月以降に青森県内の感染が落ち着き始めた状況を受け、企画する八戸青年会議所が関係機関と協議して安全な開催方法を検討してきた。[br] 今年は午後7時スタートで、例年より時間を短縮して1時間程度で終了。「3密」を避けるため会場の観覧客を大幅に減らし、大会に協賛した個人・団体の招待客や有料観覧席の購入者に限定する。観覧客は東運動公園近くにある「青潮小用地」に駐車し、そこからシャトルバスで移動する。[br] 会場一帯にはシートを敷き詰め、席は十分な間隔を確保。縦2・4メートル、横5・4メートルの升席に4人が座る。屋台などの出店はなく、会場近くに一般の見物客が集まらないように放送で呼び掛ける。悪天候の場合は、1週間後の8月30日に順延する。観覧チケットは今月中旬に発売予定で、販売方法を含めて調整している。[br] 3日の会合には、八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」、八戸青年会議所などの関係者約30人が出席。全会一致で大会の開催を決定した。[br] 塚原会長は取材に「離れた場所でも家族で楽しめるように大きめの花火を打ち上げたい。感染者を出すことなく、開催して良かったと思える大会を目指していく」と述べ、市民に感染対策への協力を求めた。