県が「あおもり米」活性化夏季生産技術研修会開催/生育状況報告、まっしぐら順調

青森県産米の生育状況や今後の技術対策について学ぶ参加者=3日、青森市
青森県産米の生育状況や今後の技術対策について学ぶ参加者=3日、青森市
青森県は3日、青森市で『あおもり米』活性化夏季生産技術研修会を開き、県産主力米「まっしぐら」など2020年産米の生育状況や今後の技術対策について参加者が理解を深めた。取材に対し、県の担当者は「まっしぐらは順調に生育している」との認識を示した.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県は3日、青森市で『あおもり米』活性化夏季生産技術研修会を開き、県産主力米「まっしぐら」など2020年産米の生育状況や今後の技術対策について参加者が理解を深めた。取材に対し、県の担当者は「まっしぐらは順調に生育している」との認識を示した。[br] 研修会は、良質なコメ生産を推進する県事業の一環として毎年実施。県内の各農協や関係市町村の職員ら約40人が出席した。[br] 生産状況について、県が6月30日にまとめた各地域県民局の生育観測ほの調査結果によると、まっしぐらは草丈が50・5センチ、1株当たりの茎数21・9本、1平方メートル当たりの茎数433本、葉数9・1枚でいずれも平年を上回った。つがるロマンはほぼ前年と同じ生育ペースだった。[br] 気象面に関しては、高温が続くと予測され、米粒にひびが入る「胴割れ」のリスクが高まる。県産業技術センター農林総合研究所(黒石市)の工藤予志夫作物部長は「刈り遅れがないよう注意してほしい」と呼び掛けた。青森県産米の生育状況や今後の技術対策について学ぶ参加者=3日、青森市