19年度青森県内ナラ枯れ 前年度比6倍増の1万立方メートル

林野庁の本郷浩二長官は12日の衆院農林水産委員会で、青森県内で2019年度に確認されたナラ枯れの被害量が速報値で約1万立方メートルに上ったと明らかにした。前年度比で約6倍に増加しており、本郷氏は「今後も動向に注意を払いつつ、青森県と連携して.....
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 林野庁の本郷浩二長官は12日の衆院農林水産委員会で、青森県内で2019年度に確認されたナラ枯れの被害量が速報値で約1万立方メートルに上ったと明らかにした。前年度比で約6倍に増加しており、本郷氏は「今後も動向に注意を払いつつ、青森県と連携して被害防止を図っていく」と強調した。木村次郎衆院議員の質問に答えた。[br] 全国の被害量はピークだった10年度に32万5千立方メートルまで達したが、19年度は6分の1に当たる5万6千立方メートルに減少。一方で東北地方など一部では近年、被害が増加しているという。[br] 木村氏は県との連携強化を要望。質疑では他に、県産材を積極活用する住宅建設業の大山建工(五戸町)の取り組みを例に、木材の利用拡大策などもただした。