再処理の審査停止を 規制委に要望書/全国210の市民団体

原子力や核燃料サイクルに反対する国内外210の市民団体は12日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の審査の先送りを求める要望書を原子力規制委員会へ提出した。青森県内からは、地元の「花とハーブの里」など8団体が賛同者に名を連ねた。 再処理工.....
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 原子力や核燃料サイクルに反対する国内外210の市民団体は12日、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の審査の先送りを求める要望書を原子力規制委員会へ提出した。青森県内からは、地元の「花とハーブの里」など8団体が賛同者に名を連ねた。[br] 再処理工場の審査は、規制委が13日にも審査書案を了承し、事実上の合格となる可能性がある。[br] 要望書では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一般傍聴ができない状況下で審査書案に関する議論を進めないよう規制委に求めた。[br] 要望を主導し賛同を呼び掛けた団体の一つ、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の浅石紘爾代表は取材に「再処理工場の審査こそ、感染防止のために自粛が求められている不要不急の事象。なぜ結果を急ぐのか」と批判した。